指導者の三六五日 １月３１日 悩んで一睡も出来ない日もある

指導者の三六五日　１月３１日　悩んで一睡も出来ない日もある

幸之助は、ある日、はっと気づいたのです。

人間、何の問題もないことを望むのは当然ですが、やっかいなことに人間は、何か悩みがないと、生きる張り合いがなくなってしまうものだ、と。

それは、悩みを解決出来るのは人間だけだからです。

「悩みを解決するために、人間は生まれてきたのだと考えるようになって、初めて本当の意味で生きる元気が出た」

と喜んでおりました。

～「松下幸之助に学ぶ　指導者の三六五日　木野親之著」より～

背負っていろもの、様々な役割、今の立場など置かれている環境は千差万別ですが、それぞれにそれぞれの悩みがある。

特に経営者には、その悩みが尽きることはない。

でも、その悩みをクリアしようと向かっていくたびに得られる変化が、自分だけよりも周りに波及すればするほど大きくなっていくことに気づくと、何故だか頑張れます。

周りの人々の幸せに寄与する。

こんなに悩みが多く、そしてやりがいのあるミッションはありません。

それでは皆様、今日も良い一日を！