本日の修身教授録 一日一言 1月15日

1月15日 一生の基礎は十五で決まる

 

 

私の考えでは、人間の一生の基礎は、大体十五歳までに決まるものだと思うのです。したがってその年頃になるまでの教育は、相手の全人格を左右して、その一生を支配するカを持つわけです。ところがそれ以後の教育は、結局相手の一部分にしか影響しないと言ってよいでしょう。人間も十五、六歳をすぎますと、急に批判的になるものです。ところが、そのように批判の芽が出だしてからは、もう教育の影響力は部分的になって、全面的には及びにくいのです。【168】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より

 

 

 

三つ子の魂百まで、ということわざもありますが、脳の形成は三歳までに80%に達して性格や思考の土台が作られると言われます。

 

プラス周りからの影響をさらに受け、十五歳までに基礎が決まる。

 

脳の成長過程からいってもその通りで、いかに幼少期の子供への関りが大切かということです。

 

交流分析(TA)を学び、自分が子供たちにしてきたことをひどく後悔もしましたが、そのおかげで人間関係の仕組みを知ることができ、自身の気づきと自己変革があらゆる人間関係改善へのきっかけになることを学びました。

 

これから親になる人やなりたての人には特にこのTAを学んでいただき、大切な子供の成長に正しく関わってもらいたいと切に願うばかりです。