本日の修身教授録 一日一言 11月2日

11月2日 存在感

 

 

 真に偉大な人格は、これに接した人々が、直接眼の当たりその人に接していた時よりも、むしろその膝下を去って、初めてその偉大さに気付くものであります。金剛山の高さは、山の中にいる時よりも、これを遠ざかって石川河畔に立ち、さらには河内平野に立つ時、いよいよその偉容を加えて来るのであります。【118】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より

 

 

 

あの時、厳しく接していただいたことを、時に有難く、時に悔しく、時に腹立たしく、実にいろんな感情をもって接していましたが、今があるのはその時の教えであると後にわかることが良くあります。

 

私の場合は父。

 

私の反面教師のような存在でしたが、亡くなってしまった今、あの時の私への対応が今の私を作っていると感じます。

 

どんな思いで私に接していたか。

 

今頃になって、少し理解できるようになりました。