本日の修身教授録 一日一言 11月4日

11月4日 国家と国民

 

 

 一つの国家においても、その成員たる一人びとりの国民が、いかほど深く国家民族の使命を自覚しているか否かによって、その国家の命運に重大な相違が生ずると言えるわけであって、これは何人にも明らかなどう道理であります。【92】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より

 

 

 

国家民族の使命の自覚が生まれるかどうかは、小さいころからの教育とその後の指導によると思います。

 

これは企業に例えるとわかりやすい。

 

日本国株式会社の社員である国民に新入社員(小さなころ)から理念、ビジョン、行動指針を浸透させ、会社(国)と社会の繁栄発展のために仕事に従事してもらう、と置き換えられます。

 

企業がそうであるように、国家も教育と指導者次第で繁栄し、滅亡する。

 

そう考えると、いかに理念の浸透が重要であるか理解できます。