本日の修身教授録 一日一言 3月10日

3月10日 人を知る標準②

 

 

 そして第四には、その人の愛読書がいかなるものかということであり、
 そして最後がその人の友人いかんということであります。
 大よそ以上五つの点を調べたならば、その人がいかなる人間であり、将来いかななる方向に向かって進むかということも、大体の見当はつくと言えましょう。【70】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より

 

 

 

9日の続きです。

 

その人の人となりの指標は5つ。

 

①師(親や影響を受けた人)
②目標(使命感、思い)
③経歴(どう育ってきたか、生い立ち、情熱かけて来たものがあるか)
④愛読書
⑤友人

 

②の形成は、多分に①、③、④、⑤の影響を受けると思われます。

 

先日のベンチマーク視察の折、採用についての経営者の考え方をお話しくださいましたが、一番はその人となりを見る、ということでした。

 

どう判断していくかですが、この5つの指標は基準となりますね。

 

 

そして、この問い。

 

 

あなたは野球チームの一員。しかし、このチームの給料は全員一律。

 

優勝すると報奨金が出ます。これも全員で山分け。

 

さて、あなたはどのポジションでどんな選手を目指しますか?

 

A 花形選手(活躍したい)
B バッティングピッチャーやトレーナーなどのサポート(裏方で支えたい)
C ベンチウォーマー(給料もボーナスも同じだから)

 

間違っても採用してはいけないのは C です。

 

でも、今いろんな企業で人手不足と称して C の採用が行われています。

 

すると、社風が乱れ、AやBの人たちのモチベーションが下がり、ネット炎上騒ぎなど、昔では考えられなかったような企業価値を下げるような事態を招いたりします。

 

C採用を避けるには、いわば「採用力」をつけるしかない。

 

「採用力」とは、人となりを見極めるだけでなく、その人材が「入って良かった」と思わせる企業価値があることが大切。

 

そのために、AやBの人がのびのびと仕事の没頭できる体制をつくらねばなりません。

 

人財育成の前に採用力!

 

これからの中小企業にとって大きなテーマです。