本日の修身教授録 一日一言 9月6日

9月6日 人生の分水嶺

 

 

 人間も、三十五歳から四十歳にかけては、人生を二等分する分水嶺とも言うべき年齢であって、人間も四十の声を聞けば、かの一葉落ちて天下の秋を知るというように、落莫たる人生の秋風を身に感じ始める年配です。それというのも、四十の声を聞く頃には、たいていの人がまず肉体の秋を感じ始めるのが普通と言ってよいでしょう。ですから、人間も四十を超えてなおかつわが生命の愛惜に思い至らぬというようでは、よほどどうかしていると言われても致し方ないでしょう。【310】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三=著」より~

 

 

 

愛惜とは、

 

「人や物を愛しく感じ、大切にすること」

 

とあります。

 

 

年齢を重ね、様々な経験を積んできた中で、四十というのはある意味人としての落ち着きが出るころ。

 

怖いもの知らずの勢いが支配しているころより、一旦立ち止まって周りを見渡す余裕が生まれるのもこのころ。

 

とは言いながら、肉体の秋を感じるのもこのころ、というのが激しく共感するところであります。

 

「四十にもなって、少しは落ち着け!」

 

やはり、四十というのは人生の分かれ目でありますな。