本日の修身教授録 一日一言 9月8日

9月8日 気品

 

 

 気品というものは、人間の修養上、最大の難物と言ってよい。それ以外の事柄は、人生生涯をかければ、必ずできるものですが、この気品という問題だけは、容易にそうとは言えないのです。【148】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三=著」より~

 

 

 

気品というのは、これは代々受け継がれてきた教え、思い、考え方が文化となって子々孫々にまた受け継がれていく過程で醸成されるものだと思います。

 

家風は一代でも家主が作ることはできる。

 

でも文化となれば、とても一代だけでは形成されない。

 

武家と皇室の違いは、そういうところが大きい。

 

それでも、始まりは思いから。

 

それ無くして、何も生まれない。