本日の修身教授録 一日一言 5月14日
５月１４日 まず自らに顧みる
すべて人間というものは、目下のものの欠点や足りなさというものについては、これを咎めるに先立って、果たしてよく教えてあるかどうか否かを顧みてみなくてはならぬのです。したがって目下の者の罪を咎め得るのは、教え教えて、なおかつ相手がどうしてもそれを守らなかった場合のことです。【480】
～「修身教授録 一日一言 森信三 著」より
先日も、この節が染み入るような出来事がありました。
咎める前に、どれだけ教えたのかを実は自問していました。
正直、足りなかった部分はあると素直に認めています。
「こんなことは常識だろう」
「ここまで言わなければわかならいものか」
そんな言い分もありますが、それは上に立つものとしてどこまで尽くしたかをまず顧みることが大切なのですね。
んー、このあたりはまだまだ社内インストラクターとして及ばないところと反省しました。
※教えすぎず、わざと失敗から学ばせ足らずを体験させる、という手法もありますが、それは最初のスタートで目的や方針、進め方、ゴールなどの設定を考えさせてから、というワークがあって成立するのであって、全て好きなようにやらせる段階は、経験を積んでからとなります。