本日の修身教授録 一日一言 5月6日

5月6日 無量の生命への感慨

 

親は何故故に大切にしなければならぬのでしょうか。それは我が子の生命を生み、かつ今日にまで育ててくれた大恩があるからです。しかもわれわれは、このようにひとりわが一身のみならず、わが生命の親たる父母も、またその親たる祖父母も、無窮の祖先から子々孫々に至るまで、無量の生命が存続して、今日に及んでいるのであつて、ひと度このことを考える時私達は、無限の感慨に打たれずにはいられないのです。【312】

 

~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より

 

 

4月26日の「指導者の365日」でも、木野先生が仰っています。

 

「私たちの祖先を51代さかのぼると、2251兆7998億1368万5246人の両親に辿り着きます。この膨大な遺伝子、DNAを私たちは受け継いでいるのです。」

 

この膨大な数字の下、自分自身が存在していることは奇跡。

 

もう、感謝以外の言葉は思い浮かびません。

 

その思いに至れば、両親や祖父母への感謝と、ご先祖様には自然と両手が合わさります。

 

今日も、私はこの思いから一日を始めます。