本日の修身教授録 一日一言 10月14日

10月14日 地位をわきまえる

 

 

 そもそも人間の値打ちというものは、人物としてはその上位者よりも、その人の方が優れているとしても、自分の地位が低ければ、それ相当に相手を立てて尊敬するところに、初めて人の心を打つものがあるわけであります。【214】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三=著」より

 

 

 

人間の真の値打ちと、実社会の地位というものは必ずしも比例しない。

 

しかし、その値打ちが認められて地位が引き上げられる理屈から言えば、地位の上位者にはそれ相応の優れた部分が周りから評価されていると言える。

 

人の見方は様々です。

 

地位の上位者だからと言って、客観的に見て疑問符を唱えたくなる方々もいらっしゃる。

 

その場合でも、礼を尽くせるかが人の値打ちをつくっていく。

 

表向きは立ててtいるようでも、心の中で舌を出しているようではまだまだその域でない、ということです。