本日の修身教授録 一日一言 10月20日

10月20日 誠によって貫く

 

 

 人間の真価が、本当に認められるのは、その人の死後に相違ないですが、しかもその真価は、死後にあるのではなくて、実に生前の生活そのものにあることを忘れてはならぬのです。結局一口に申せば、その人の一生が、いかほど誠によって貫かれたか否かの問題でしょう。【251】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より

 

 

 

誠によって貫く、とは誠を尽くすこと、周りに対し真心で接すること、と解釈しました。

 

英語で言えば、ロイヤリティ(loyalty)でしょうか。

 

事業においては、誠を尽くす相手はお客様。

 

期待に応える、或いはそれを超えるサービスの提供が誠を尽くすことであり、その行為こそ新たな顧客を創造することに繋がる。

 

我が社の行動指針の2番目に

 

「おもてなしの心=期待値を超える、を実践します」

 

とありますが、この行動も「誠を尽くす」ところからきています。

 

仕事を通じて誠を尽すという実践ができるのも、仕事の尊さですね。

 

認められるかどうかは、お客様や他人様が決めること。

 

自身は、目の前の、或いはまだ知らない将来のお客様に誠を尽くしていくことのみです。