本日の修身教授録 一日一言 10月8日

10月8日 大往生の条件

 

 

 一日の予定を完了しないで、明日に残して寝るということは、畢竟人生においても、多くの思いを残して死ぬということです。つまりそういうことを一生続けていたんでは、真の大往生はできないわけです。【503】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三=著」より~

 

 

 

ああ、これは正にそうですね。

 

「今日もできなかった」

 

の思いの積み重ねが、いつか来る往生の時に悔いとなって残る。

 

悔いとあきらめの人生だと思いながら逝くよりも、

 

「我が人生、一点の悔いなし!」

 

とその時に思える生き方のヒントが、この一節にありました。

 

「積小為大」

 

は、この一節のもとになっているようにも思えます。