本日の修身教授録 一日一言 11月30日

11月30日 死に際は修養の結晶

 

 

 人間も死に際が悪いと、その人の一生を台無しにしますが、しかし死に際のいかんは、その人の生涯を貫く心の修養の結晶であり、その結実と言ってよいででしょう。それ故お互い人間は、平素から常に最後の場合の覚悟を固めて置かねばならぬと思うのです。【430】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より

 

 

 

死に際し、どう意思を残すか。

 

それは、どんな人生を歩んできたかの集大成であるとも言えます。

 

自分はどんな往生際を迎えるのかが生涯を貫く心の修養の結晶であるならば、日々の暮らし方も含め生き方を問い続けなければなりません。

 

平素から最後の覚悟を固める生き方。

 

人間として、常に凛とした生き方をしたいものです。