本日の修身教授録 一日一言 8月15日

8月15日 偉大さつくる素材

 

 

 人間の偉大さというものは、大体二つの要素から成り立つと思うのです。すなわち一つは、豊富にして偉大な情熱であり、次には、かかる豊富にして偉大な情熱を、徹頭徹尾浄化せずには巳まぬという根本的な意志力であります。
 かくして情熱というものは、人間の偉大さを形づくるところの素材であり、その基礎と言ってもよいでしょう。したがってまた始めから情熱のない干からびたような無力な人間は、いわば胡瓜のうらなりみたいなのもで、初めから問題にならないのです。【336】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三=著」より~

 

 

昨日の一節の続き。

 

情熱と意志力。

 

やろう!という思いと、やり続けるぞ!という継続力。

 

この二つがあれば、肉体は老いても精神は瑞々しく若々しい。

 

逆にこの二つが無ければ、肉体は若くとも精神は枯れている。

 

「胡瓜のうらなり」(苦笑)

 

そう呼ばれるような人間にならないように、いつまでも瑞々しさを保って生きていきたいです。