本日の修身教授録 一日一言 4月16日

4月16日 修養の手始め

 

 

 諸君らも身内の者について人に話す場合には、敬称をつけないのです。たとえば諸君が自分のお父さんのことは、「私の父は」と言って「お父さんは―」とは言わないのです。つまりさん付けにしないのです。それから「君」とか「僕」という言葉は、同輩または目下のものに対する言葉で、自分より目上の人に対しては、使わないのが普通です。以上のことは、諸君らの修養の手始めとして、真先きに矯正しなくてはならない事柄です。【75】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より

 

 

 

流石にわれわれの年代では、このようなことの分からない人はいませんね。

 

やはりこういうことは子供のころからの家庭での躾でしょうね。

 

それで、いざ我が子となると外でどんな受け答えを目上の方々とされているのか、甚だ不安ではありますが・・・

 

社会人として先輩である親の素養も問われますね。