本日の修身教授録 一日一言 7月23日

7月23日 階段を登る工夫③ 日々の準備

 

 

 しかしそのためには、非常な精神力を必要とするわけです。階段をさらさらと登るには、二倍の力ではなお足りないでしょう。少なくとも三倍以上の、心身の緊張力を持たねばできない芸当です。
 同時にここに人生の秘訣もあるわけです。つまり人間というものは、ある意味では常に逆境に処する心の準備をしていなくてはいけないのです。もう一つ突込んで言えば、人間は毎日逆境に処する際の心構えをしていなくてはいけないとも言えましょう。それが先ほど申したように、階段を昇る際の呼吸ともなるわけです。【502】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三=著」より~

 

 

今の平穏もこのまま続かない。(だから、どうする?)

 

今の苦境もきっと打開できる。(だから、どうする?)

 

心では悲観的に準備し、行動は楽観的に。

 

泰然自若とは、このような心掛けから醸成されるのだと解釈いたしました。

 

だから、どうする?

 

この答えを常に持ち合わせていこう!