本日の修身教授録 一日一言 8月4日

8月4日 人間の有限性

 

 

人間は生まれると同時に、自覚の始まる訳ではない。それどころか、人間が真の自覚を発するのは、人生の三分の一どころか二分の一辺まで生きないと、できないことのようです。そしてここに、人間の根本的な有限性があるわけです。【134】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三=著」より~

 

 

人間の根本的な有限性とは、いつかは死ぬ、つまり、命に限りがあるということでしょう。

 

人生は有限。その半分くらい費やさなければ、責任をわきまえたり、自分を知ることなどできない。

 

自分知るとは、自分良いところも悪いところも見つめること。

 

そういう境地に立つ機会は、志が立った時に訪れるのだと思う。

 

その時にすでに人生の半分過ぎているならば、悠長に構えてはいられない。

 

残りの人生をその志の為に捧げ切る、という強い思いで臨みます。