本日の修身教授録 一日一言 8月5日

8月5日 先人の足跡をたどる

 

 

 真に大志を抱く限り、そしてそれを実現しようとする以上、何よりもまず偉人や先哲の歩まれた足跡と、そこにこもる思想信念のほどとを伺わざるを得ないでしょう。
 すなわち自分が抱いている志を、一体どうしたら実現し得るかと、千々に思いをくだく結果、必然に偉大な先人たちの歩んだ足跡をだどって、その苦心の後を探ってみること以外に、その道のないことを知るのが常であります。ですから真に志を抱く人は、昔から分陰を惜しんで書物をむさぼり読んだものであり、否、読まずにはおられなかったのであります。【63】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三=著」より~

 

 

志の実現は、志を実現してきた人に聞く(伺う)。

 

それしかない!と翁は仰っています。

 

読書で薫陶を受ける、対話する。

 

一生のうちで伺える先達が多いほど、志の実現に近づく。