本日の修身教授録 一日一言 9月7日

9月7日 魂の必然

 

 

 敬うとは、自分より優れたものの一切を受け入れてこれを吸収し、その一切を奪いとって、ついにはこれを打ち越えようとする強力な魂の、必然的な現れと言ってもよいでしょう。【484】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三=著」より~

 

 

 

自分より優れている対象の価値を認め大切にする=尊ぶ

 

それだけだと、絶対追いつけない対象として盲目的に崇め奉って、その場にいることに安住してしまう。

 

敬うの意味は、その対象を打ち越えようと努力する覚悟そのものを言っているのです。

 

敬う対象が存在する意義はそういうところなんだと解釈いたしました。

 

「すごい!」で終わるか、「あのようになりたい!」と発意行動するか。

 

 

 

周りから「すごいね!」と言われたら、自分はまだ敬われる対象ではない、ということです。