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噛む効果

噛む(咀嚼)効果

噛む(咀嚼)ことが生命を維持するうえでとても大切だということは皆さんもご存知ですよね。
丈夫な歯を維持し、どんな食べ物でもしっかり噛んで体内に補給することで人は生きていけます。
つまり、「噛めなくなる」ことは健康で生き生きと生活できないということになります。
これが動物であればきっと生きながらえないでしょう。

太古の昔は、自然にある植物や穀物、動物や魚などをそのまま食べていたと思われますが、その当時の寿命が短い(多分40年位だったのではないか)といわれるのは医療が発達していないということよりも、おそらくは噛めなくなる年代(歯がボロボロになる年代)に寿命を迎えていたのではないかと思うのです。


食べられない=栄養を摂られない、わけですからね。
だから、”食”というものは生きるための本能的な行為そのものであったと思うのです(あくまで店長の推察です)。

文明が発達し、調理することや味付けをして食べやすく(美味しく)することが食の基本になり出すと、途端にしっかり噛まなくても食べられる”食”が主流になってきます。

それでもまだ戦後までは家で家族が自然のものを調理し、家で作った食事を家族で食べるのが一般的でした。

野菜や魚、玄米(白米は高級品)、麦などまだまだ噛む行為が要求される食物を中心に食べていましたね。

さて、現代はどうかというと飽食の時代。
巷には食品が溢れかえっています。お菓子、パン等に代表されるジャンクフードや惣菜・お弁当などの中食、ファーストフードなどの外食等、様々な食べ物が子供にも直ぐに手に入る環境です。
これらの食べ物は総じて”軟食”であり塩分も糖分も脂質も多いものばかり。
そのくせ、健康には関心が高いせいか手軽に栄養を補給できるサプリメントや健康食品で不足した栄養素を補おうとする傾向
(そのような企業の戦略でもありますが)がありますね。

つまり、現代人は明らかに”噛まなくなっている”のです。

食べ物が人の生育に及ぼす影響の大きさは周知の事実であるとして、その摂取の仕方(食べ方)も大きな影響を及ぼしていることをもっと自覚して機能性、栄養面のバランスを取りながら賢い”食”を実践しなけれななりませんね。

噛むことがどのような効果をもたらすかを知り、日々の”食”の中に噛むことをどんどん取り入れていきましょう!

脳

特に小さな子どものうちに堅いものをよく噛ませると血流が増えて脳が発達するといわれます。

噛むことが脳を活性化させるといわれています。
それは、噛むことによってさまざまな神経が動き出すからなのです。
全ての信号は脳に集まります。
そして指令を出す。この一連のやり取りが血流を増やし覚醒させるのです。
眠気防止や中高年以上の痴呆の防止、学習効果など噛むことによる脳への効果はかなりのものであると言えます。
唾液

噛むことによって唾液がたくさん分泌され、がんや歯の病気を防ぎます。

食べ物には様々な栄養素が含まれていますが、よく噛まないと体にうまく吸収されませんよね。
そしてよく噛むことによって唾液がたくさん出ますが、唾液には体に良い効果がたくさんあります。
先ずは殺菌力。
唾液に含まれる酵素には発がん作用を消す働きがあり、よく噛んで唾液を出せば出すほど唾液に浸され発がん性が消えてしまいます。
また、虫歯や歯周病、細菌感染の予防ン効果もあり昔、すり傷や切り傷をつくると親に「唾をつけておきなさい!」と言われたのはその強い殺菌力を知っていた(昔から言われていた)からなんですね。
あご

小さいうちからしっかり噛むことであごを鍛えましょう。

よく噛むということは、あごを含めた口の周りを動かすことです。
そうすることであご周辺の筋肉が鍛えられますが、このことが様々な効果をもたらします。

先ず、あごの発達は歯並びに大きく関係しています。小さいころからよく噛む食生活を送ると顎が発達ししっかり噛めるようになります。
それがかみ合わせを良くし歯並び(特に永久歯の歯並び)もきれいになるといわれています。
歯並びがきれいだと口を大きく開けて話すことに抵抗がなくなり、言葉がはっきり出ますし表情も豊かになってはつらつとした雰囲気を周りに与えますね。
その他、顎関節症を防いだり、何よりどんな食べ物でも美味しく食べられるようになりますね。
情緒安定

噛むことでリラックス!

スポーツ選手、特にプロ野球の選手などはしきりにガムやヒマワリの種などを噛んでいますが、あれは緊張を和らげたり、集中力を高めたりするために効果的だから取り入れているのです。

物を噛むと緊張が緩和され、ストレスが解消されるという経験は誰もが少なからずお持ちでしょう。
あごの運動が刺激となって脳に伝達され脳の動きが活性化されるという効果の表れの一つですね。
お腹

よく噛んで食べすぎを予防しよう!

空腹に任せて、よく噛まずにたくさんの量を早く食べる、いわゆる大食い・早食いは肥満の元です。
そのメカニズムは、脳がお腹がいっぱいになったという指令を出す前に食べてしまうから。
つまり食べ過ぎにつながるんですね。
一般にしっかり噛むことで満腹中枢を刺激し必要な量で満腹感を得られるようになっています。
満腹中枢が働くまでは必要な量にとどめて食事を摂るよう心がけましょう。

また食事の前の間食(おやつ)には、しっかり食事をするためにも少量でしっかり噛むことのできるものが望ましいですね。
甘いものやスナック菓子などカロリーが高くでささっと食べられてしまうものは食べ過ぎに繋がって、折角の家族が作った美味しい食事が食べられなくなります。ご注意ください。
味覚

しっかり噛むことは素材の旨みを感じることに通じる。

味覚音痴ということをよく言われますが、一般に濃い味付けの食事を続けているとその味に慣れてしまうってことありますよね。
その逆も然りで、うす味に慣れると濃い味付けのものは受け付けなくなります。
さて、ではどちらがより健康的で豊かな食生活を送れるでしょうか。
濃い味付けにはきっと必要以上に調味料が使われていると思われます。
塩分、糖分、脂質、辛みなどしっかり効いているものが多いです。
またお菓子や惣菜などの加工食品には添加物など人工的なものまで含まれていますので、その味に慣れ切ってしまうと、うす味=不味い、という判断になってしまうのではないでしょうか。
より健康的な食生活には塩分や糖分、脂質を控えめにして、より素材のおいしさを感じられる味付けにする方が好ましいと思います。

生活習慣病の原因は食事にあるとも言われますが、健康的な食生活にはうす味を心がけ、よく噛んで素材のもつ旨みをしっかり味わえるように心がけたいものです。
よく噛むことは食べ物本来の味が分かることに繋がりますね。


おつまみ研究所では、特に間食時のおやつをコントロールしていただくために、硬いするめや小魚、ナッツ、ドライ野菜・果物などを、”噛むおやつ”として提案し、その後の主食である家族が作る食事をしっかり食べてもらうための「家族の団らん」をサポートしていきたいと考えております。

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